地域の活性化のためスマートオフィスから道を作る

高知スマートオフィス

ダンクソフトの高知スマートオフィスは、高知市内はりまや橋近くの高知ニュービジネス協議会シェアオフィスの一画に開設しています。
ダンクソフトの高知スマートオフィスは、高知市内はりまや橋近くの高知ニュービジネス協議会シェアオフィスの一画に開設しています。

地域IT技術者の世界を広げ、地域の課題をITで解決するためのコラボレーション

「仕事は東京に集中し、どうしても高知では仕事が少ない。その少ない仕事を取り合うから高知で働くIT技術者は疲弊し、自活できない。このような状況を変えたい」と高知スマートオフィスで働く片岡さんは話します。そのために片岡さんが選んだ手段はコラボレーションです。まずは、東京から高知に仕事を持ってくることを目的としたコラボレーション。ダンクソフトのパートナーメンバーとなり、東京オフィスや徳島スマートオフィスの開発チームと共に業務をしています。仕事が少ない環境から脱却するために、東京の仕事を常に受けることができ自活できる働き方を作り上げる。そして、それを見せることにより地域IT技術者の意識を変え、下請けから脱却した働き方を作りたいと熱い想いを胸に語ります。さらに、高知スマートオフィス自体を、高知で革新的なことをやりたい人々が集う場として活用し、地域メンバーとのコラボレーションも行っています。そのコラボレーションでIT技術者を育成して高知の課題を解決できるICTを共同開発する。そしてその「高知発のICT」を活用して高知の疲弊を食い止めたいと、地域メンバーとのコラボレーション構想も膨らみます。そのためにペーパーレスのコンサルティングやスマートオフィスの推進も行い、ICTの必要性を訴える活動もしています。

高知のために、高知のIT技術者のために、高知でしかできない働き方の先陣を切って片岡さんは働いているのです。

開設の経緯

高知で革新的なことをしたい、1次産業が弱体化している地域の課題をIoTとクラウドで課題解決したいと、以前から考えていた片岡さん。その片岡さんとダンクソフトとの出会いは偶然とは言い難いものでした。ダンクソフトとサイボウズの両社で働き、さらに農業もしている中村龍太さんと出会い、複数の名刺をお互いに交換した時から「面白いことができる」と感じたそうです。やりたいことを変えず、それを行いながらコラボレーションもでき、さらに地元で働くという考え方は、片岡さんもダンクソフトもとても近い発想でした。複業を行う上で本人と企業の方向性が同じだったことに後押しされ、スマートオフィス開設はスムーズに行われました。片岡さんは、高知だけでなくアジアや世界を視野に入れた熱い想いの入った構想を、はりまや橋から発信しています。